聖夜ですね。
サンパウロ市でも、明日までにプレゼントを買う人々で商店街は
にぎわいました。何でも最後になるまで行動を起こさないブラジル人的性格を
jeichinho brasileiro(ジェイチーニョ・ブラジリレイロ)といいます。
キリスト教人口が1%に満たない日本なのに、キリスト生誕日があんなに盛んとは!
日本中が素晴らしいイルミネーションで飾られ、経済効果もさぞやと思われます。
当地サンパウロ中心街も綺麗に飾りつけられ、子どもたちが楽しんでいます。
遊覧バスもあるとか。日本のようにクリスマス・ソングが流れ、ケーキを買うことは
ありません。その代わり、panetone(パネトーネ)という果実やチョコレート入りの
ケーキ(パンに近い)を食べます。おいしいです。
クリスマスというと物語「賢者の贈り物」を思い出しますが、私にも一つ忘れられない
プレゼントがあります。
もう40年近くも前、ブラジルにきて二度目のクリスマス。
当時は24時間営業の店などなく、スーパーも日曜日はしまっていたころです。
カトリック王国でしたから。
ところが、主人がまだ乳児の息子のための粉ミルクを買って来ることを、
すっかり忘れてしまったそうで、買い置きもなく、ちょっと言い争いになりました。
ところが、2-3時間して、ドアがノックされ開けてみると、ブラジル人の青年、
たぶんお隣さんでしょう、が粉ミルク缶を笑顔で差し出したのです。
驚きましたね。ちなみにミルクのことはleite(レイチ)といいます。
日本語は通じないのに、どうして分かったのか不思議ですね。
でも、ありがたかったです。本当に。
クリスマス・スピリットに感謝しました。
今年もいろいろ素敵なプレゼントを頂きました。時計・日記帳・靴・チョコレート・石鹸
パチワークの手提げ・お花など。
あ、姉からは福山さんの「The Best Bang!!」でした。
ありがたいことです。気にかけていてくれる人々がいるとは。
では、皆様もFeliz Natal!!(フェリース・ナタール)
今年はジョン・レノンの「Happy Xmas」をポルトガル語で歌いました。
フェリース・ナタール!メリー・クリスマス!
ラベル: 普段着の生活