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春よ春よ春がきた!

 春の1日、蘭園を2つたずねました。

 まずはサンパウロ市近郊コクエラCocueraでミニ蘭研究所にお邪魔して、少し蘭の植物分布や育て方のお勉強 をkayashima氏からお習いしました。もう50年もミニ蘭を研究なさっているそうです。
氏の研究はブラジル国内よりもが以外、米国・ドイツ・フランス・日本で認められているとのこと。

 ブラジルの政府や一般人が自国の動植物の宝庫のすばらしさに目覚めてほしいと。

 今、現在アマゾンと大西洋岸のアトランチックの原生林地帯は、4分ごとに1つのサッカー競技場分が失われているそうです。植物・動物の生態系にも異変が・・・・



3cmの殻に生きるミニ蘭sphronitis coccinea
      
 ペットボトルでもok

どれもミニ、ミニです
ヤドリギ?は骨でも瓦でもok、でも好きな木もあり嫌いな木も。
かつての奴隷小屋。今は普通の住居です。手前の木は樹齢240年の?果物?
そうでした今日は11月15日ブラジル共和国宣言の日でした。
 次はイタペチ市itapetiで大々的な蘭栽培・経営なさっているKenji Suzuki氏の広大な蘭園見学しました。各巨大な温室には8000鉢の蘭が種類別に栽培されています。温度などもすべて自動管理されているそうです。
 台湾から輸入された種の蘭はチューリップみたいな花でした。お値段も高めでした。たくさん蘭を購入し、また切花をいただいたり、中には、ゴミ袋からも失敬下方もあり、いろいろでした。
やっぱり蘭は花の女王ですね。
こんなに蘭にかこまれて皆さん幸せ!!!です。
出荷待ち
紫の斑蘭 うーんちょっと


品種改良

おなじみ「黄金の雨」です
こんなに大きな栽培棟が12もあるそうです。
力強い雲海?もすごい。
なるべく光が入るようにプラスチック鉢で、小さめがよいそうです。
色の配色も花姿も最高


 清楚です
はやってます可憐ですね

人気種だそうです
少女の恥じらいピンク


Suzuki蘭園のお近くHiga氏が経営なさっている「オリエンタル蘭園」Orquidario Orientalで昼食。
今日は蘭にかこまれ、雲も形もよかったです。ストレスもどっかに吹っ飛びました!
同蘭園を大型トラクターが引っ張る箱型遊覧車で美しい庭園を散歩。
隅々まで手入れが行き届いた楽園でした。
部屋中に色とりどりの蘭を置き楽しんでいます。











  
                                                                                                                                           
                                                                                                                                               

ベロオリゾンテ市観光 


サンパウロ9時発フライトで1時間、空港から、ミナス・ジェライス州の州都Belo Horizonteベロ・ホリゾンテ(美しい地平線の意)市までバスで1時間半。小雨降るなか、先ずは市内の名所めぐり。

Pampulha(パンプリャ)地域。
この地域には、昨年なくなったブラジルが誇る建築家・オスカー・ニーマイヤーが設計したサンフランシスコ教会やヨットクラブやパンプリャ美術館などがかたまってあります。当時のクビチェック州統領が指名したもので、彼が大統領となり、1960年にできた新首都・ブラジル建設に繋がります。www.niemeyer.org.br


サンフランシスコ教会`(Igreja da Pampulha)。ニーマイヤー設計の曲線を生かした小聖堂。
カンジド・ポルチナリのサンフランシスコの絵画
パンプリャ美術館(Museu de Arte Pampulha)

1940年代、カジノとして開館しましたが、賭博禁止令で、修道院の教育機関などをへて、美術館へ
変身。ガラスばりの舞踏の間などあり。でも残念なことに収蔵作品は充実してませんでした。ブラジル画家のは一通りそろえてありますが。


次はリベルダーデ広場へ。静かな緑の公園の周囲に、18-19世紀建築の旧省庁を再利用した
美術館・博物館が5つ。
ミナスジェライス州鉱物博物館・バーレMuseu das Minas e do Metal

1897年設立の政府機関ネオ・クラシックのピンクの館(PredioRosa)を改装して博物館に。

さすがブラジル2位の公社バーレ支援で充実してます。ダイヤモンド原石も含めて、世界やブラジルの鉱石がずらり。展示にも工夫がみられ、子どもも大人も楽しめます。ブラジルは世界でも有数の鉄鉱石輸出国。中国や日本が大顧客です。

ところで世界で一番かみなりが落ちる場所がここミナス州だということ、ご存知?地下の鉱物資源との関係でしょうか。


                         工芸博物館(Museu de Artes Oficios)



工芸博物館(Museu de Artes Oficios)
綿花から糸へ
5m以上の丸木船。

旧駅舎を利用した博物館。コーヒー・大豆・綿花などの農耕器具・大カヌー・馬車などの輸送関係・大はかりなどの商業器具・17世紀以降の生活様式など盛りだくさんでした。

面白いことに、博物館のまんなかを線路が通り、現在も利用されていました。


                                              アート宮殿(Palácio das Artes)

大劇場・映画館・コンサートホール・大展示場・アート教育センターをもつ総合センター。
アート愛好家たちのたまり場。
充実したミュージアム・ショップもコーヒーショップも気に入りました。
丁度、去年のサンパウロ・ビエナーレの中からの作品群を展示中でした。
野菜を包んだ作品ですが、中から芽が出てきています。生命力を感じます。


オットン・パレス OthonPalace で果物皿のなかにほうずきを見つけました。
懐かしかったです。
ベロ・オリゾンテ中心街のホテル。かつての名門もかなり古くなっているようです。
サンパウロ市のオットン・パレスも昭和天皇や皇太子ご夫妻もお泊りになったホテルでしたが
現在は土地無し農民集団に占拠されています。








ブエノスはジャカランダの花真っ盛りでした

 11月15日(木)はブラジルの共和国宣言記念日で祝日。11月20日はサンパウロ市では「黒人意識の日」でお休み。15日から20日まで6日間連休を取ることが可能だったため、皆さん、旅行へ。
サンパウロ州の経済損失が大きくなるため、休日を中国がしたように減らすという意見も。

 さて、私も女性ばかりの団体に入れていただきお隣のアルゼンチンの首都ブエノスへ3泊4日の旅へ。ヨーロッパ風の町並みで、落ち着いた街でした。いたるところに公園と銅像。英雄志向かな。主要道路の幅が広いこと!ジャカランダの真っ盛り。これが国花だそうです。

ジャカランダの並木が続きます。
みごとな大木です。


Museu Nacional de Arte Decorativo(Palermo地区 国立装飾美術館)Palacio Errazuniz(旧エラズニッツ宮殿)
20mのタペサリーが掛かる舞踏室。回廊にはグレゴの絵。庭にはロダンの彫刻。富豪の生活が偲ばれます。
今度の旅行で一番行きたかった場所。元劇場の本屋さん。エル アテネ。
スペイン語わからないし、ゆったりした気分でお茶だけ飲んできました。
友人は探してたオペラのDVDを見つけて喜んでました。高級ですね。


Museu Nacional de Belas Artes(国立美術館 Recoleta地区)ゴチックから印象派、近代絵画・彫刻など1万点
所蔵の必見美術館。サンパウロでも見た「Caravaggioとその後継者たち」を開催中。
スペインプラド美術館からグレゴの大作(宗教画)2点がきてました。母国との絆がすごい!!
Malba(ラテンアメリカ現代美術館 Palermo地区)ブラジルを代表する画家カバルカンチ、ポルチナリなどもあり。

この美術館の人気絵画。メキシコの女流画家Frida Kahloの自画像。DiogoRiveraの作品も。



美術館の外にもジャカランダ。

タンゴの町。Caminitoカミニート。カラフルな家が並びます。


タンゴはお好きですか?実際には夜タンゴ・シアターでディナー付きで見てきました。港町のあやしげな
あの雰囲気ではなくアクロバットを見てるみたい。アートなんでしょうね。


ブエノス市政400年を記念するオベリスク。67m。ブエノスのシンボル。雲がきれい!

クリスチーナ大統領が政務を執るカーザ・ロザーダ(ピンクの館)全然さえない建物でした。
私たちが着いた2日前にはこの広場で2万人?の「なべ叩き反政府デモ」があり、10日は
ゼネスト。どこも景気の落ち込みに国民の不安が広がっているようです。


アルゼンチンといえばエバ・ペロンさん。国立図書館近くで見かけたモニュメント。
彼女のお墓には今だお花が絶えないそうです。国民の心に行き続けているのでしょうか。

タクシーは黄色と黒に統一。料金は安いです。地下鉄は新型も旧式?もあり。
白人系ばかりで、ブラジルとは人種的にも大きな違い。


ショピングモール・パシフィコのクリスマス飾り。街には全然ありませんでした。広すぎるから?
買い物にご熱心なグループも。ザラの洋服が半値とか。我々は興味なし。これって悲しいことでは?

お土産はアルゼンチンの甘い甘いお菓子 アルファホーレス(アルファホール)。牛乳をキャラメルのように煮詰めたドゥルセ・デ・レチェ(ミルクを煮詰めた甘いジャム)をクッキーに挟み、外側をチョコレートで包んだもの。
後日談。空港のフリーショップよりもサンパウロの食品店のほうが安かった!















































大自然の水を飲んできました!



 4月21日から24日まで、イースター休暇、ブラジルの連休です。サンパウロから南マットグロッソ州の州首カンポ・グランデまで飛行機(約1時間15分)で飛び、後は冷房付きバンで舗装道路を1時間、もう1時間はデコボコの土道、猛烈なホコリ、冷房ナシ、34度とにかく暑い!暑い!! 
 農場ホテルとでももうしますか、冷房ばっちりの部屋へ。子どもたちは鉱泉プールへ一直線!うらやましい!!夜は星空のもとで夕食です。ばっちり、南十字星も見えましたよ。
 こちらの大農園は日本からの資本。地下1300mから1時間に23万リットルも湧き上がってくる鉱泉水を1.85Lのペットボトルにつめ、日本や台湾へ輸出しているそうです。源泉の名前も「アリガトウ源泉」。日本では1500円で「大自然の水 Agua Anew agua mineral natural」の名前で市場に出ているとか。一度お試しになってはいかがですか。とても軽い感じのお水でした。

 他にもブラジル産の70種にのぼる野菜や果物と酵素を混ぜた整腸剤?!も作られ日本などに出荷されているとのことでした。
 現代人は複合ビタミン剤やマクロビオチカ?などいろいろ健康や美容などに過度の関心をよせているようですね。毎日しっかり働き、バランスのある食事、そして、たまにこのような大自然の中で心のもやもやを吹き飛ばすのが最高だと思っています、私は。でも、ファスト・フードもやめられないんですけど。矛盾。


 この旅はある日系の博物研究会で、ブラジルの自然を知り、植物採集などをする団体。参加者にはコケ研究家(ブラジルには12人しかいらっしゃらないとか)とか栄養学の教授とか、医者、看護師とか、なんか専門家ばかり。いろいろな話を聞けて、普通人の私には最高の学校でした!
 はてしなく続くサトウキビ畑では甘い甘い取立てのキビも味わいました!!またさそっていだきましょう!
次はどこかな?

ようこそ

Blogには航海日誌という意味もあるとか。それならば人生の航海日誌を日々の何気ないできごとにたくして、人生の終盤を私流に生きていますということを、ちょっとかっこつけて、書いてみようと思い立ちました。サンパウロに住む利点を生かし、まったく個人の目からみたこちらのニュースも流します。もう一つ、自他共に許すあの福山さんの大ファンなので、彼の発言をだしに、一言申し上げる所存でもあります。反発され、石が飛んでくるかも知れませんね。

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学生運動の最盛期に卒業し、移住。血液 AB型 趣味 お琴・コーラス・読書

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