灯篭流しブラジル版 



燈籠流し ブラジル版

毎年11月2日はブラジル版お盆の日にあたります。昨日は燈籠流しで有名なレジストロという所まで行ってきました。団体バスツアーで。かつての日本人移住地で、戦前はお米、現在はバナナとお茶の産地として有名です。

この燈籠流しは1955年から当地の日蓮宗のお寺のお坊さんがこの地をゆったり流れるリベイラ河で水難事故にあたった人々の霊を慰めて、燈籠を流したのだ最初だそうです。現在は、すべての亡くなられた方々の霊をなぐさめる行事へと変わりました。仏教・カトリック・プロテスタント・新宗教とエキメニカルで行われています。すばらしいですね。

夕闇もせまった夜7時、大きな船から200基の燈籠がリベイラ河に流され、海へと下っていきます。

私も母の新盆にあたりますので、心をこめて名前を書きました。あの闇の中の小さな小さな光りに祈りました。でもあの世で、父とケンカしてるだろうなと少しクスンときました。

さて、その後、花火で式は終わるのですが、とにかくサンパウロや近郊からすごい人出!主催者側は

2万人と予想してました。ずっらと並んだ屋台?にはヤキソバ・テンプラ・ウドン・スキヤキからデザートの和菓子までずらり!!!! 当然、座る場所は足りなくなります。なんせ朝早くからきてます我ら団体は、デンとして1等地を確保しています。

そこへ、15-6歳の少年が2人。「おばちゃんSenhoras、僕たちヤキソバ食べる場所が無いので、ちょっと座らしてくれませんかと荷物で占領された椅子をさしていいました。これはトイレに行った仲間の分ですが、「いいわよ。さあおばちゃんたちを怖がらないで、座って、食べなさい。」と孫のような2人を座らせました。彼らも、おばあちゃんとおかあさんはあっちで、すしを作って、売ってるのとか、おしゃべり・・・・いいな・・・こんな場面に出会って。まだ健在です世代を超えた交流が。













































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Blogには航海日誌という意味もあるとか。それならば人生の航海日誌を日々の何気ないできごとにたくして、人生の終盤を私流に生きていますということを、ちょっとかっこつけて、書いてみようと思い立ちました。サンパウロに住む利点を生かし、まったく個人の目からみたこちらのニュースも流します。もう一つ、自他共に許すあの福山さんの大ファンなので、彼の発言をだしに、一言申し上げる所存でもあります。反発され、石が飛んでくるかも知れませんね。

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学生運動の最盛期に卒業し、移住。血液 AB型 趣味 お琴・コーラス・読書

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