1月1日はブラジル初の女性大統領の就任式でした。
正式なお名前はDilma Rousseff ジルマ・ルセフ大統領(第40代)です。
「我々学生運動を経験したものは、拷問にもめげず、いろいろな困難を共に戦い、古い因習を破ってきました。特に、今日は女性大統領として、女性への道をもっと広げるためにきました。ブラジルの運命は政府の
ものでもありません。すべてのブラジル人のすべての労働や行動の結果にあるのです。」と山積みの問題に
1日1日努力していくと力強く、時に涙を浮かべ挨拶されました。
ちなみに新聞報道によりますと、ジルマ大統領もブルガリア人の父とブラジル人の母という移民の子です。
これまでの9代か40代まで31人の大統領のうち10人(25%)が移民の子であるとのこと。これは米国の44人中7人(16%)より、多いと自慢しています。即ち、外国人に門戸を開き、その子弟が大統領になれるまだ
未知の国ですよとのことです。
我が家の息子どもは大変なしごとより毎日を楽しんでいるようです。
37閣僚中、9人の女性を登用しています。彼らの能力に期待しています。また労働党ですので、その上級ポストの45%を労働運動関係者や諸労働団体から選出しています。
これだけ天然資源に恵まれた国なのに、今でも数千万人の貧困層のある現状はエリート層の政治怠慢といわれてもしかたないでしょう。前ルーラ大統領(労働党)が当選したら、私たちは他国に移住するという人たちもいたのですから。
510年の歴史しかない国ですが、BRIC諸国とともに繁栄していって欲しいものです。
日本を含めて、世界中の国々の企業が集まっています。共生精神でいってほしいものです。
もう日本人よりブラジル人になってきてる私としてはそう願っています。
どうぞブラジルへもおでかけください。厳しさも楽しさも見てください。
女性大統領就任!
投稿者
aozora
at
2011年1月5日水曜日
ラベル: 普段着の生活
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