Feliz Aniversário,SR.FUKUYAMA !
フェリース アニヴェルサーリオ、セニョール フクヤマ!
ブラジルのおいしい焼酎(pingaピンガ)でもお送りしたいのですが、壊れても大変なので、イラストのケーキを送ります。そして、偶然にある本で安藤一郎さんの「四十二歳」という詩に出会いました。
5連目はちょっと、「老いて」のことばが、あってないかもしれませんが。
「若い」女性にも、「老いた」女性にも、ラヴ・ソングやプロテスト・ソングを歌い続けてください。
益々のご活躍を祈念いたします。
四十二歳 安藤一郎
既に 私の肩からは
匂う粉のようなものは剥がれた
ひとは 言うだろう
私は少し老いて 硬くなってしまったと
私の内部 見えない隙間を
日に日に崩れてゆくものがある
しかもなお
私は 柔らかな朝の光を乳のように飲む
ひとは 知らない
私の真下で 瓦礫に砕かれている苦悩を
時々 若い幻影を見上げて
うっとりする この眼を
果たして かっての私に
花咲いたことがあるだろうか
いつか 一つの実りとなり
自分のまわりを豊かにしようと夢見たのに
ああ 人を愛し ひとに愛されることを
ひそかに希う歓びを
私 はそれだけで生きている
少し老いて 硬くなって
福山さん42歳のお誕生日おめでとう!!!
投稿者
aozora
at
2011年2月3日木曜日
ラベル: 福山さんいろいろ
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