お琴の記念公演無事おわりました。その他大勢の1人でもほっとしました。
開催にこぎつけた宮城会の名誉会長や会長の大先生のご苦労はいかほどだったことでしょう。東日本大震災支援と銘うった会に300人ちかくの皆さんがご協力くださいました。MASP美術館の講堂で行われました。
サンパウロ総領事館から総領事ご夫妻もいらっしゃり、ブラジルからの今回の大震災に対しての援助に感謝されるとともに、日本の伝統文化の普及に努力している宮城会にも激励のお言葉をいただきました
まだ新米だったり、永遠に新米のおばさん、おばあさんの演奏に、先生方はどうしましょう、これで本番okなの!?と思いきや、何故か知りませんが、そういう時には強力な助っ人(言葉悪いんですが)が現れるのです!今回は日本の宮城会の大先生・谷真紗重師が参加され、それはそれは素晴らしい「春の海」や「落ち葉の踊り」を演奏してくださいました。プロですね。音色が違う!表現力の素晴らしさ!正確さ!
谷先生の筝曲を聴けただけでもよいかった。お琴の音、本当に好きです。幽玄の世界などは分かりませんが、すべてを浄化してくれるようですね。
また先生はお琴のテクニックだけでなく、練習が終わっていないのに途中で帰るとか、楽器の移動などに手助けをしようとしない人たち、特に若い男子!!!(最近の若者はとは言いません、こちら育ちにとってはあたりまえなのです!?アア・・)客席は見ないように。上がってしまうから(先生は多分、こちら育ちなら、来てる観客の中に友達を見つけたら手をふってしまうことを見抜いていらしたのかも知れませんね。)
そのほかにも、当地の派遣社員の奥様やJICAのシニア日本語教師(彼女は風邪をおしての出演でした)の方々にも素晴らしいお三味線やお琴を聴かせていただきました。その上、調弦までお世話になりました。
そのほか、ご主人様方をはじめ家族の全員などいろいろな人との繋がりがあって、会が存続していくのですね。感謝です。
舞台終了後、会長のところで茶話会。みんな失敗談など披露。お琴を運ぶとき、乗車拒否にあった人。楽譜のページを飛ばし、頭が真っ白になった人、足ががくがくしてたのを利用?してマイクをヨコに押し出した人、着物の着付けに不満な人、着物姿とお琴でご主人にその魅力を再アッピールしましたねとの問いに、お琴のよさなんか分からないの、私はお琴運搬人がほしいだけと言い放つ人。もうやめときましょう。ああよく笑って楽しかった
帰宅後は今日入院された我がポルトガル語の先生からも、今日は間違えないで弾けましたかとのお電話もいただきました。ありがとうございます。もちろん間違えました。でも、今日は本当にいい日だったなあ・・・
被害地の皆さんにも心がほっとする時がありますように!
心のこもったお琴演奏会でした
投稿者
aozora
at
2011年6月6日月曜日
ラベル: イベント
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