村上春樹さんのエッセイにでてきた記事です。
昔、 トム・ジョビンの曲の中に、「役に立たない風景」というステキなタイトルを見つけ、いつかそれを使ってみたいとありました。内容はもうすっかり、忘れてしまったけど・・・と。
なるほど、題も素敵ですが内容も素敵でした。
ざっとこのように歌っています。今回の翻訳はルミさんが手伝ってくれました。感謝!
役に立たない風景 作詞 Aloysio de Oliveira
♪♪いったい なんのため?
なんでこんなに広い空?
なんでこんなに大きな海? なんのために?
くだける波は何の役にたつ?
昼下がりの風は?午後の時にどんな役に立つ?
役に立たない風景
もうこないのかもしれない・・・
もうけっして きてほしくないのに・・・
もし僕がたった一人でゆく道が無であるなら
道に咲く花は何の役にたつのだろう?
無でしかない・・・
無でしかない・・・ ♪♪
村上さんと椎名誠さんの本大好き。 |
年を重ねた今は、こんな心境です。
「山路きて なにやらゆかし すみれ草」 芭蕉
2 コメント:
相変わらず洒落たブログですね。私もボサノバファンですが、トム・ジョビンの「役に立たない風景」という曲は知りませんでした。今度手持ちのCDの中にないか探してみます。でもこの詩の翻訳はさすがですね。ところであのかわいい“さかなちゃん”は秀逸ですね。すごい技術!
コメントありがとうございました。
魚ちゃんは私ではなく、コンピュータの先生が入れてくださったものです。あしからず。
私もトム・ジョビンのCDを探しておきます。お楽しみに!
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