このイニョッチン庭園美術館(Instituto Inhotim)は国内より海外で有名な庭園と現代美術(1960年代以降の作品)で、自然とアートが融合した場所です。今年のカーニバルの四日間に五千人の入場者が見込まれているとか。
1980年ごろより20年かけて、ブラジルで著名な庭園技師ブルーム・マックススらが準備し、公式開館は2006年と新しい美術館です。 www.inhotim.org.br
広大なエリアですので、ゴルフ・カードみたいなものも借りられます。 すべての作品にはガイドさんつき。作品の説明や植物の説明も親切にしてくれます。 |
熱帯・亜熱帯植物を中心に。花卉類より、観葉植物を重点に。 一番庭園が美しいのは9月から10月。こちらの春だそうです。 |
前から行きたかった所、1月のある週末に息子と2人旅が実現しました。
ベロオリゾンテ市のバスターミナルから美術館までの直通バスで約2時間やっとつきました!
広大なエリアに多数のガレリーや野外彫刻やインスタレーションなど、30カ国約70名の作家たちの作品500点を展示。
とても半日ではすべてを見るのは無理。できれば、庭園内にあるSPA式ホテルに泊まるのがベターでしょうが、宿泊費高いです。
ガイド付きのグループに入って、主要地点を小雨降る中散策しました。フライトの関係で半日しかいられず心残りでした。でも、脱サンパウロでいい気分!森林浴も満喫できました。
バスに乗った庶民をあらわした作品で、美術館の顔だそうです。 左下にはサンバではなく、地域の踊りを踊る人々も。楽しそうです |
中国人の作品・宝亀でなく人間が支えてますね。シジホス?後ろにある「がちょう亭Bar de Ganso」で昼食。 雰囲気もよかったのですが、地中海風マッサが塩辛いこと!ご注意を。息子の鶏トルタはおいしかったです。 |
Lygia Paprギャラリー 何千本のナイロン?線の交差美?とにかく贅沢な広さです。 |
Hélio Oiticica 。現代アートにも何かの表現意図があるのでしょうけど。私には??? Tunga,Cildo Meireles,Adriana Varejão, Chris Burden etc etc |
自然とアート 融合してますね。 |
ボートがひっくり返って?! |
湖の水の色も季節によって変化するとか。 |
左奥が「草間弥生」さんのギャラリー。解体作業中とかで入れず。こういうアクシデント?もあり。でも残念。 |
1 コメント:
こんにちは素晴らしいInhotim写真拝見。
私は会社の仕事で通算20年ほどブラジルで過ごしました。その縁もあり、今は日伯交流の仕事をしています。新潟の大地の芸術の里とInhotimを結ぶ計画を進めております。
詳細はご関心あればPCメールさせて頂きますが、日本ブラジル修好120周年の2015年を起点として次のシナリオで活動を始めています。また、妻有は巻末のwebご参照。
「Dream Project for 2015-2020
「リオと東京五輪が繋ぐ日伯交流深化と世界への発信」
日本人の原点とも云える縄文人、5-6000年前の燃え上がる縄文火焔土器の芸術が日本一雪深い地中から形を変えることなく、多数掘り出される土地、新潟県十日町市・津南町、今は世界最大規模のコンテンポラリーアート大地の芸術の里でもある。そこには、現代と太古の芸術文化が何気なく人々の暮らしの中に生きている。ロマンと奥深い日本がある。
2015年は日伯友好通商条約締結120周年を迎える。2016年のリオ五輪そして2018年の日本移民110周年、さらに2020年東京五輪と続くこの5年間は、新たな日伯交流を築くまたとない機会である。両国の五輪が連続開催される機会は今後100年間でも再現は難しいのではないだろうか。二つの五輪を挟むことは広く双方の人々を巻き込む記念事業となるだけでなく、両国が手を携えて共に世界に発信をする機会でもある。
私達は、双方の歴史的芸術文化と現代芸術文化を通じての日伯交流増進とその存在の世界発信を以下のシナリオで提案する。
まずは、120周年の節目からリオ五輪開催に向けて、日本列島太古の代表的芸術作品と云える「国宝縄文火焔土器」のブラジルでの展覧会の開催。その展覧会には、ブラジル古代芸術の「Marajoara土器」展も併催される。
リオ五輪の聖火台のデザインにはMarajoara 土器モチーフ が使用される。二つの古代の交流を通じた新たな両国の修好が始まる。オリンピクを通じて世界への発信力も強くなる。国宝縄文火焔土器の火焔は正に五輪聖火を迎えるに相応しいものであり、東京五輪の聖火台のデザインのモチーフとしての採用運動が展覧会開催要望と同時に活動開始する。
120周年の節目2015年は妻有大地の芸術Treinnale 開催年であり、更に多くのブラジル人作家の招聘や2018年Triennalに向けた作品としてのブラジルハウス建築が準備される。その地が、ブラジル コンテンポラリーアートの日本とアジアへの発信拠点となる。そして、世界最大規模の妻有大地の芸術の里とブラジル・ミナスジェライス州にある大地の芸術の町Inhotimと十日町市が姉妹都市となり芸術を通じた双方の人ともっと深い文化の触れ合いが広がる。
2016年リオ五輪の閉幕式では大スクリーンに次は東京の文字と「Marajoara 土器」から「縄文火焔土器の国」へのメッセージが世界中には放映され、二つの古代と新たな両国のイメージが世界の人々に伝わる。東京五輪に向けての聖火リレーのトーチはMarajoara文様がデザインされ、そのトーチで運ばれた聖火は「縄文火焔土器」の火焔をモチーフとした東京五輪聖火台に灯される。
東京五輪開催前から開催中には、東京にて「Marajoara 古代ブラジル芸術」と「国宝縄文火焔土器」展覧会が併催され、日伯の親善増強と世界への文化芸術の発信がなされる。
二つの五輪をつなぐ古代土器を有する、十日町市博物館とMarajo博物館提携および十日町市とMarajo島との姉妹都市契約締結がされることで、現代と古代アートを通じての二つの姉妹都市が誕生する。
以上
平成27年1月1日
古代と現代アートで新たな日伯交流推進を考える会
一般財団法人日伯経済文化協会(ANBEC)}
別紙1 プロジェクトの概略まとめ表(英語)
別紙2 駐日ブラジル大使の妻有大地の芸術の里および縄文火焔土器博物館・十日町市役所訪問の新聞記事写し
http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/#!/%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E9%9D%9E%E5%85%AC%E9%96%8B
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