ベロオリゾンテ市観光 


サンパウロ9時発フライトで1時間、空港から、ミナス・ジェライス州の州都Belo Horizonteベロ・ホリゾンテ(美しい地平線の意)市までバスで1時間半。小雨降るなか、先ずは市内の名所めぐり。

Pampulha(パンプリャ)地域。
この地域には、昨年なくなったブラジルが誇る建築家・オスカー・ニーマイヤーが設計したサンフランシスコ教会やヨットクラブやパンプリャ美術館などがかたまってあります。当時のクビチェック州統領が指名したもので、彼が大統領となり、1960年にできた新首都・ブラジル建設に繋がります。www.niemeyer.org.br


サンフランシスコ教会`(Igreja da Pampulha)。ニーマイヤー設計の曲線を生かした小聖堂。
カンジド・ポルチナリのサンフランシスコの絵画
パンプリャ美術館(Museu de Arte Pampulha)

1940年代、カジノとして開館しましたが、賭博禁止令で、修道院の教育機関などをへて、美術館へ
変身。ガラスばりの舞踏の間などあり。でも残念なことに収蔵作品は充実してませんでした。ブラジル画家のは一通りそろえてありますが。


次はリベルダーデ広場へ。静かな緑の公園の周囲に、18-19世紀建築の旧省庁を再利用した
美術館・博物館が5つ。
ミナスジェライス州鉱物博物館・バーレMuseu das Minas e do Metal

1897年設立の政府機関ネオ・クラシックのピンクの館(PredioRosa)を改装して博物館に。

さすがブラジル2位の公社バーレ支援で充実してます。ダイヤモンド原石も含めて、世界やブラジルの鉱石がずらり。展示にも工夫がみられ、子どもも大人も楽しめます。ブラジルは世界でも有数の鉄鉱石輸出国。中国や日本が大顧客です。

ところで世界で一番かみなりが落ちる場所がここミナス州だということ、ご存知?地下の鉱物資源との関係でしょうか。


                         工芸博物館(Museu de Artes Oficios)



工芸博物館(Museu de Artes Oficios)
綿花から糸へ
5m以上の丸木船。

旧駅舎を利用した博物館。コーヒー・大豆・綿花などの農耕器具・大カヌー・馬車などの輸送関係・大はかりなどの商業器具・17世紀以降の生活様式など盛りだくさんでした。

面白いことに、博物館のまんなかを線路が通り、現在も利用されていました。


                                              アート宮殿(Palácio das Artes)

大劇場・映画館・コンサートホール・大展示場・アート教育センターをもつ総合センター。
アート愛好家たちのたまり場。
充実したミュージアム・ショップもコーヒーショップも気に入りました。
丁度、去年のサンパウロ・ビエナーレの中からの作品群を展示中でした。
野菜を包んだ作品ですが、中から芽が出てきています。生命力を感じます。


オットン・パレス OthonPalace で果物皿のなかにほうずきを見つけました。
懐かしかったです。
ベロ・オリゾンテ中心街のホテル。かつての名門もかなり古くなっているようです。
サンパウロ市のオットン・パレスも昭和天皇や皇太子ご夫妻もお泊りになったホテルでしたが
現在は土地無し農民集団に占拠されています。








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ようこそ

Blogには航海日誌という意味もあるとか。それならば人生の航海日誌を日々の何気ないできごとにたくして、人生の終盤を私流に生きていますということを、ちょっとかっこつけて、書いてみようと思い立ちました。サンパウロに住む利点を生かし、まったく個人の目からみたこちらのニュースも流します。もう一つ、自他共に許すあの福山さんの大ファンなので、彼の発言をだしに、一言申し上げる所存でもあります。反発され、石が飛んでくるかも知れませんね。

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学生運動の最盛期に卒業し、移住。血液 AB型 趣味 お琴・コーラス・読書

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