大丈夫????ワールド・カップ

ワアールド・カップまで1ヶ月をきりました!
でも準備がまだまだです。フォーリャ・デ・サパウロ紙のチャージからとりました。
私はいつも感心して楽しくみています。著作権にひっかかるかもしれませんが、よく状況を表しているので・・・お借りしました。

ジルマ大統領お孫さん、オバアチャン 選手のカードは全部集まったよ。でも
アレーナ(競技場)のカードがないの。まで出来上がっていないからね。
なんと12アレーナの41%しか完成してません。
交通機関のほうも心配です。

これは外国からのお客さまが、ブラジルの治安のニュースを見て、飛行機から
降りずに、機内のTVで観戦することに!皆が賛成しています。
やはり治安問題が一番ですね。
ジルマ大統領は国家・州・市警察や軍隊までかりだしても治安維持の覚悟でしょうね。

左側はワールドカップのグッズを売り歩いています。
右側はプロテストの時の釘つき棒や警察官に投げる石や自転車の防犯カギを
売り歩いています。アーアーです。

国民の40%近くがコッパ開催に反対し、プロテストが続いています。先日2日間に渡り、
サンパウロ市はカオス状態でした。3000台のバスのストのため2千万人の足が奪われ、
自動車の渋滞は261KMに、14万人の学生が休講、商業被害は2千万レアルと
発表されました。


私はどうするかって?コッパの期間中は治安のいい国、
本当は台湾でのアイドルのライブにいきたいのですが。
ちょっと無理なようです。喧騒を離れて休養です!

ではワールドカップをお楽しみください。
ブラジル人の国民的娯楽ですから・・・・





福山さん新曲 暁 翻訳

福山さん最新の曲です。
大変、深刻な内容ですね。「どんな悲しみも
苦しみさえも生きてく力に出来ると」その通りですね。

私も格好つけていいですか。
「行け、さあ、お行き、と鳥は言った。人間というものは本当の現実に耐えられないのだからと」
エリオット


今回の翻訳も、仕事もこなしながら、お母さんの介護をしてるスーパー・アリッセがしてくれました。
いつもありがとう、感謝です。



O Alvorecer

Não há Vida sem nenhum sobressalto
Por mais que aconteçam coisas odiosas culpando o Deus...

Eu acredito. Se for você, qualquer tristeza,
Qualquer sofrimento, poderá transformá-los em energia para viver.

Por mais que a luz do Sol que ilumina o seu coração
Esteja se desvanecendo.

Sem conseguir realizar o sonho, “Sou incapaz” contemplando o céu da noite
Quanto mais escura essa treva, as estrelas brilham mais intensamente

Será que posso ser presunçoso?  A falha é fugir
Por medo das coisas que busca

Se as estrelas desta noite brilham ofuscadamente
Acredite. Ainda conseguirá lutar.

Poderá zombar-se de mim, mas ouça-me
Por mais que as pessoas sejam frágeis,
Conseguem apoiar pelo menos uma.

Tem gente que precisa de você
Está aqui quem precisa de você

Você com certeza tem essa energia,

O Sol sempre se levanta
Como se não se preocupasse com a nossa presença
O hoje de novo vai começar



70年ぶりの猛暑です!!!



東京が大雪に見舞われたとか。
サンパウロは2月15日から、夏時間が終わったとたんに気温のほうも日中温度25-27度にもどりました。ほっとしてます。夜ぐっすり眠れることが老体にはありがたいので。

1月は何と70年ぶりに30度以上が20日間続き、最高は37度でした。サンパウロは標高700mですので、四季を通して過ごしやすいのですが。今年の夏はすごかった!お手上げの猛暑でした!思考力が限りなくゼロに近づきます!惰性で1日が過ぎていきます。

暑さが伝わりませんか?

職場では20-24度前後のクーラーがかかってますので、仕事もはかどるのですが、廊下やビルの外にでたとたん---むうっと暑さが襲ってきます。頭を突き抜けるような直射日光もすごいものです。あまり汗はかかないほうですが、毎日ドクドクの感じです。

職場から30m先の地下鉄駅まで雨ではなく暑さを避けるため毎日走ってました。地下ですから少しは違うのです。新しいワゴンには寒すぎるくらいのキンキンな冷房が。でも旧式ワゴンは冷房なしで
空気の排出のみで、車内温度はラッシュアワーには40度、ホント?というくらいです。

こういう雰囲気でドアが閉まらないという小さな事故で、乗客が大騒ぎし、窓をこわすは、急停止した地下鉄から線路に降りるは・・・・こういうところは私にはついていけないのですが・・・・・


最新の黄色ラインは無人運転だそうです。本当かな?

リオでは40度以上。南の州では90年で最高の41度を記録。やはり地球規模でおかしいのか。
北半球も零下温度もはんぱじゃないようですし。

ではこの猛暑に庶民はどう対処したか。

中産階級(この定義は難しいのでカット)以上はクーラーを買い込む。そのほかは扇風機でがまん。24時間つけっぱなし。私扇風機の風に弱いんで、眠れぬ夜はフローリングの床に。翌日体中が痛いんですが。

当然、全ブラジルで電気使用量が
爆発。停電は覚悟ですが、最大級600万人に被害。私も15年ぶりに、アパートの10階までやっとこさ登り着きました。運がなかった!

その理由。夏のスコール(毎日降る雨)がこないのです。くると冠水状態。貯水池は3分の1水量。

アイスクリーム、清涼飲料水は売り上げ激増、でもどういうわけかビールは横ばいとか。キリンさん大丈夫ですか。(昨年?当地のビール会社を買収)

映画館やショッピングセンターに逃げ込むのも一手。猛暑を忘れて優雅にお買い物と思っていたのですが、ここにとんだ事件?が発生しました。

次のコラムに続きます。


これは春の雲でした。






「そして父となる」 サンパウロ国際映画祭 観客賞の中の最優秀国際映画賞受賞!!!

 第37回サンパウロ国際映画祭の受賞結果が10月31日に出ました!
もうすでに日本でも報道済みでしょうね。

 おめでとうございます!Parabens! パラベンス!是枝監督の「そして父となる」が上記の賞を獲得しました。一般映画館で上映されるといいですね。「誰も知らない」や「奇跡」はDVD(ポルトガル語字幕)で発売されています。

 審査員賞の最優秀作品賞はメキシコとカザキスタンの「Lições de harmonia」(Emir Baigazin監督)へ。学校でのいじめ問題を扱った作品だそうです。残念ながら見てませんので感想はなし。同時に批評特別賞もダブル受賞。
 
 審査賞の最優秀ドキュメンタリー賞は南アフリカの「Plano para Paz」 (Plot for Peace英訳)で、同国の人種差別撤廃へのプランを描いたものとか。観客賞の国際ドキュメンタリー賞も。是非、見てみたい作品です。

 16部門?の内、その半分はブラジル映画作品を対象にしています。国内映画振興のためでもあるのでしょう。本当に映画館へ行く機会が減っています。最近はフランス映画「AMOR」を見ました。
老後や死に対する問題で大変、ショックを受けました。

 現在の文化担当マルタ・スプレシー大臣(前サンパウロ市長も歴任した女性)が、低所得者層に「文化手当て?!」とかで、本やCD/DVDを買ったり、テアトロやコンサートを楽しめるために毎年手当てをだすとかいう案も国会に提出されたとか。

 ドレス代やお化粧代に化けなければいいのですが。

なんとサンパウロで「そして父になる」を見ました!!!!

 10月31まで2週間にわたって、「サンパウロ国際映画祭」?が開かれていたのは知っていましたが、まさか是枝監督のこの「カンヌ国際映画祭」審査員賞をもらった作品を、サンパウロで見られるとは・・・・小津安二郎・宮崎駿・北野武作品が上映されるという活字は見ていましたが。

 3日前に「アイドルの映画、見てきました?」(計3回上映)との情報が入り、なになに????ということで、ネットにはいっても売り切れ!当日発売券に望みをかけて。そして息子が飛んでいって、ゲットしました。ありがたやです。

 映画館は200人弱収容のこじんまりとしたもの。満員でした。この映画祭のために休暇をとって
朝から地方やアルゼンチンなどからもマニアが集まるとか。日系人はほとんど見かけませんでした。
 さて、観客の反応ですが、大いに笑い声があがったり、静かになった・・・子どもを持つ親や周りの反応は同じでした。お隣の20代の女性はメールを受信しながら、何度も「coitado!可哀想に!」を連発していました。

 問題は深刻なのですが、日々の生活は変わりなく回っていきます。日本の現実が二つの家庭を通して、よく映しだされていました。さすが、是枝監督です。

 こちらの人からみて日本人のしぐさ、愛情の表し方などの違いがはっきりと示され驚きでもあったかと思いました。ハグ社会からみると、この夫婦、今危機的状況?!というふうにとられますね。きっと。

 アイドル演じるエリート・サラリーマンの人生を自分の計画にそって、システマチックに進んでいく主人公の変化がよく描かれていました。人の心は「ミッション」では動きませんし、人工森を「15年」
で造ったことが、長いのか短いのか?

 おばあちゃんの明るさ、育ての母親の気遣い、フランキーさんの奥さんのたくましさに共感しました。アイドルも好演でした。きらっと光る作品をありがとうございました。




今回はアジアに焦点!ベビー取替えを扱った日本映画

 

♪♪ 誕生日には真白なゆりを ♪♪ 素直にじんときました

またまた福山さん、すてきな曲を作ってくれましたね。
早速、Aliceが翻訳してくれました。


 Um Lírio de Pureza Branca no Seu Aniversário

Neste nome que você me deu
Quantos desejos estão incluídos?
O meu verdadeiro eu que tem visto do seu lugar
Poderá se orgulhar?

A terra natal que tanto odiei
Que deixei para trás

A voz da família soando pesada
Deixava-me exasperado

Esse meu comportamento para você,
Não deixa de ser daquela criança que chorava sem parar

Nem sequer uma palavra de reconhecimento você deixou
Sempre me tratou como uma criança
Sempre sem nada mudar, qualquer que fosse a minha idade

Direi sem me constranger
Pois,uma vez por ano é o seu aniversário
“Obrigado por ter me trazido a este mundo”

O meu coração que você me dera
Escolheu uma companheira carinhosa
A companheira que deseja, não no meu,
No rosto da família, o sorriso estampado

Um dia quero apresentá-la

Vou enfeitar a sua fotografia
Com o lírio de pureza branca

Posso lhe perguntar?
Será que você me aprova?
Este meu modo de viver?


両親が付けてくれたのは八紘一宇からです。太平洋戦争で世界を一つにまとめるという軍国主義を正当化する?ような四字熟語なのですが、こちらの人には、「広い心」を持って生きるようにとの
願いがこもっていますと説明してます。せっかく広いブラジルに住んでいるんですから。でも狭いかな・・・!?

サンパウロ燃ゆ?!

 来年のワールド・カップめざして、初戦がブラジル対日本でしたね。予想とおり、まだ歯が立た無かったようですね。
 でも、それよりも先週からのバスとメトロ(地下鉄)運賃の値上げに端を発したデモ運動が予想外の盛り上がりであれよあれよのうちに、値上げ取り消しになりました。3.20レアルを3レアルに戻ります。1レアル=44円。東京と比べて高い?

 このデモは6月7日くらいに大学生を中心に数百人の値上げ反対運動(Movimento Passe Livre公共交通費全額フリー運動)がサンパウロ中心街のパウリスタ大通りで始まりました。
 ところが17日にはSPとRIOを中心に市民の賛同を得て、全ブラジル40都市で総計10万人規模のデモになりました。その後、80都市に波及しました。

 信頼すべきData Folhaダッタ・フォーリャによりますと、このデモ参加者は53%が25歳以下、その他は26歳~35歳でしめられ、84%は支持政党を持たず、71%がデモに初参加。77%が大学卒。22%は大学生と発表。ここから見えてくるのは、学生を除いて、公共のバスなど使っていない人々のデモということです。81%がfacebookから参加を決めたとのことです。

 メディアの力とブラジルの人々が政治的に目覚めたと欧米主流紙では報道されました。日本ではもちろんですね。

 政治政党が行うデモと違って、保守的中間層が交通機関や交通渋滞への無策、公共医療制度の崩壊?物価値上げ。例えば4月に何とトマト1kgが10レアルに高騰。急遽中国から1ヵ月半かかって輸入。(利益があるのか?)現在は1.50レアルまで下がるなど政府への不満がこのデモに便乗したのではと見ています。

 首都ブラジリアにも飛び火し、ジルマ大統領は急遽日本訪問をキャンセルしました。外交的には
プレサル層の油田開発資金、SP-RIO間の新幹線などに資金援助を引き出すためなどありでしたが、残念!来年は大統領選挙も控えています。

 またこのデモで来年のワールドカップへの準備ー競技場の設備やホテル、空港、港湾設備などに莫大な税金が使われていることへの不満もプラカードに見られました。デモにつき物の火事泥棒的な行為も比較的少なかったようです。「ブラジルにはネイマールより教師が必要だ」とも。

 日本からのダイソー店は1階部分をやられたそうですが、リスクは計算済みと発表。
 私は風邪で寝込んでいたため、デモどころではありませんでしたが。それに65歳以上タダの
 特権を十二分に利用しております。助かっています。MPL運動はまだ詩的?段階です。

 もう一つ州政庁にまでデモ隊がなだれこむと、今、「キモノと日本画展」に被害が及ぶことになるかも。そうならないことを。





ようこそ

Blogには航海日誌という意味もあるとか。それならば人生の航海日誌を日々の何気ないできごとにたくして、人生の終盤を私流に生きていますということを、ちょっとかっこつけて、書いてみようと思い立ちました。サンパウロに住む利点を生かし、まったく個人の目からみたこちらのニュースも流します。もう一つ、自他共に許すあの福山さんの大ファンなので、彼の発言をだしに、一言申し上げる所存でもあります。反発され、石が飛んでくるかも知れませんね。

About this blog

自己紹介

学生運動の最盛期に卒業し、移住。血液 AB型 趣味 お琴・コーラス・読書

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