10月31日の選挙でブラジル初の女性大統領が誕生しました。女性でも統率能力があることを証明してくれることでしょう。お隣アルゼンチンのクリスチーナ大統領は苦戦に立っています。
さて、今回の選挙で下院議員(日本の衆議院議員)に130万という最多票で当選したコメディアン・チリリッカ氏に注目が集まっています。選挙法によると、立候補にあたり就学証明書が出ていない場合、裁判所で読み書き能力のテストを受けなければならないそうです。関係書類に奥さんがサインしたとされ、書類偽造の嫌疑もかかっています。
この130万票はブラジルの政治家に嫌気がさした国民がおもしろがっていれたのではないかとの意見があります。やっぱり、まじめにやってほしいところです。
日本のように識字率99.9%の国には考えられないことですね。
ユネスコやブラジル地理院(IBGE)によると2008年度でブラジル全土で識字率は81.8%なのですが、東北部では20%を超える文盲率になるといいます。また小学校 にあがるまでの教育が弱いため、自分の名前も書けない子どもが増えています。政府は文盲率を6.7%まで低下させる目標を掲げていますが。今まで、落第制度がありましたが、現在は就学人数が増えているため、留年ができない状態です。
これは友人の嘆きですが、大学や大学院ニーベルでもきちんとしたポルトガル語が書けない学生も増えているとか。
すべての人々に初等教育を!スローガンに教育環境整備を急いでいます。
先日のネン・ネン世代の増加といい、教育問題は立国のもとですね。
2 コメント:
後日談
読み書き能力が不足と騒がれた下院議員に当選したコメディアン・チリリッカ氏は選挙管理委員会のもとに、テストを受け、合格と判断され、承認式にも参加しました。
なお、3月のカーニバルにむけての同氏のプラスチック製仮面は今までに5万以上を売り上げ、トップだそうです。
ちなみに2位はオサマ・ビンラヂンだそうです。
後日談
読み書き能力が不足と騒がれた下院議員に当選したコメディアン・チリリッカ氏は選挙管理委員会のもとに、テストを受け、合格と判断され、承認式にも参加しました。
なお、3月のカーニバルにむけての同氏のプラスチック製仮面は今までに5万以上を売り上げ、トップだそうです。
ちなみに2位はオサマ・ビンラヂンだそうです。
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