燈籠流し ブラジル版
毎年11月2日はブラジル版お盆の日にあたります。昨日は燈籠流しで有名なレジストロという所まで行ってきました。団体バスツアーで。かつての日本人移住地で、戦前はお米、現在はバナナとお茶の産地として有名です。
この燈籠流しは1955年から当地の日蓮宗のお寺のお坊さんがこの地をゆったり流れるリベイラ河で水難事故にあたった人々の霊を慰めて、燈籠を流したのだ最初だそうです。現在は、すべての亡くなられた方々の霊をなぐさめる行事へと変わりました。仏教・カトリック・プロテスタント・新宗教とエキメニカルで行われています。すばらしいですね。
私も母の新盆にあたりますので、心をこめて名前を書きました。あの闇の中の小さな小さな光りに祈りました。でもあの世で、父とケンカしてるだろうなと少しクスンときました。
さて、その後、花火で式は終わるのですが、とにかくサンパウロや近郊からすごい人出!主催者側は
2万人と予想してました。ずっらと並んだ屋台?にはヤキソバ・テンプラ・ウドン・スキヤキからデザートの和菓子までずらり!!!! 当然、座る場所は足りなくなります。なんせ朝早くからきてます我ら団体は、デンとして1等地を確保しています。
そこへ、15-6歳の少年が2人。「おばちゃんSenhoras、僕たちヤキソバ食べる場所が無いので、ちょっと座らしてくれませんかと荷物で占領された椅子をさしていいました。これはトイレに行った仲間の分ですが、「いいわよ。さあおばちゃんたちを怖がらないで、座って、食べなさい。」と孫のような2人を座らせました。彼らも、おばあちゃんとおかあさんはあっちで、すしを作って、売ってるのとか、おしゃべり・・・・いいな・・・こんな場面に出会って。まだ健在です世代を超えた交流が。
0 コメント:
コメントを投稿