10月31日、ブラジル大統領選挙決戦です。第1回戦で過半数をとれなかった場合、上位2人で決戦です。
現政権・労働者党(PT)の女性ジルマ・ロウセフ氏(61歳)と野党・民主社会党(PSDB)のジョゼ・セーラ氏(67歳)のお二人です。
今年の5月までは野党のセーラ氏の人気が先行していましたが、(ベテラン政治家ですが、カリスマ性に欠けるようです)
しかし、政権を引き継いでも問題は山積みです。8年間のルーラ政権は下流層に「家庭手当て」を与えたりしましたが、貧富格差などますます広がっています。また世界でも類をみない重税国の汚名も返上できていません。
治安・教育・福祉問題でも手腕を発揮してほしいものです。
ジルマ氏は学生時代から、軍政権下、左翼活動し、投獄経験もあり。ルーラ政権下、鉱山エネルギー大臣、官房長官を歴任。
その後、ジウマ氏が巻き返しに成功。しかし、9-10月にジルマ氏側に、汚職問題が発覚,堕胎容認問題で一時支持率が落ちましたが、現在9-12ポイントでジルマ氏が有利、女性大統領誕生もほぼ確定です!
経済状態がよく、失業率も6%と過去最低を記録していますが。急速な老齢化の波も押し寄せています。
ジルマ氏は娘さん1人、つい最近おばあちゃんになりました。また、初期ガンの治療も受けています。知的で有能な女性をアッピールするかと思えば、ジャージー姿で庶民派を的にしたりしたたかな闘士です。
私たちの老齢年金もお願いしますよ。
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